今回は海洋堂の大好きなシリーズ、アメイジング・ヤマグチより大ヒットゲーム『バットマン:アーカム・ナイト』版のバットマンのレビューをします!
マッシブなプロポーションでアーカムナイトのバットマンをアメヤマ的に表現していてカッコイイ仕上がりです。
全体的にいつも通りのアメヤマで可動も良く、ケレン味あるポーズがバッチリきまります。
針金が入ったマントになっていて動きに表情を付ける事ができ、とても良い商品ですので買いです!
しかし、若干の遊び辛さが!詳しくは後ほど。
サイズ 全高:約180mm
原型製作 原型制作:余詩穎
製作総指揮:山口勝久
マント縫製:Kazu
付属品
・オプションハンド×4
・バットラング×1
・リモートコントロールバットラング×1
・ラインランチャー×2
・ワイヤー×2
・折り畳み式リモートハッキングデバイス×2
・差し込み式スクリーン×5(専用アタッチメント×1)
・ディスプレイスタンド×1
発売時期 2024年10月31日
¥9,900(税込)
レビュースタート
まずは箱ち内容物から。いつものおしゃれフォーマットパッケージ。
バットラングは鋭くエッジがありチクチクいたいくらいである。
ハンドパーツは初期の握りハンドと開きハンド、バットラングなどを持たせるための持ちハンド、ワイヤー用パーツがくっ付いた状態のハンドが付いている。
全身はコチラ。とてもマッシブでアーカムナイトのバットマンのイメージ通りに作られている。
頭部のツノも鋭くエッジが立っており見栄えが良い。
脇をしめる気を付けのようなポーズは苦手のようだ。(腕の可動を工夫をすればもう少ししめたようなポーズはできる。)
しっかりとしたボリューミーな布製マントには全体に渡って9本ものワイヤーが入れられており自由に動きを出すことができる。つるつるとした表面でビニール素材であるのだろうか、劣化が若干心配であるがまぁどうなるかは分からないので大丈夫としよう。
バストアップ!がっしりとしていて強そうな面構えである。
上を向く可動は得意で真上を向けられる。その反対に俯く可動は得意ではなく、正面を向いている状態からあまり下に動かす事はできないようだ。
マントは首(胴体側)から始まっていて、肩アーマーで挟み込む形で先へ広がっている。
眼球可動が組み込まれている。顔の前側を外し、付属の白いパーツ(2枚目画像右側)で眼球の裏の穴に挿して動かす仕組み。これにより好きな目の動きを表現できる。焦点があっていないとおかしく見えてしまうため注意!
上半身の可動について。
肩の二重可動やロールに加えて二の腕ロール。胸の前後の可動も組み合わせている。
この安定した可動の機構によりこちらのバットマンも広い可動域を確保している。
下半身の可動はこんな感じ。
膝の可動に加えて、脛も可動する仕組みによって太ももにピッタリくっつけるようなポージングも可能になっている。
この仕様になってからしばらく経つが面白い機構だと思う。本来の人の構造とは違いなかなか思いつかないような構造なのではないだろうか。この辺りも、躍動感があって現実では難しいような曲がり方、ポージングをしていたりするアメコミ系にバッチリハマっている気がする。
下半身も相変わらず可動域は広く膝立ちもお手の物。太もものロールの効力が高く、股割りもこの通り。
しかし!脚の付け根の可動について若干懸念点がある!なぜかというとめちゃくちゃ渋くて硬い!
動かそうと思うとギチギチ鳴って、先に太もものロール部分が外れてしまうくらいだ。(簡単に戻せる)
許容範囲を超えてしまってる印象でポッキリいきそうなくらい結構な力が要る。(見たところ軸自体は太く頑丈そうである)
そのために動かす事が恐く、下半身のポージングに積極的になりにくい点があった。
スーパーポージングナイト
総評
というわけで、アメイジング・ヤマグチ、アーカムナイト版のバットマンのレビューでした!
やはりシリーズ通りの安定したカッコ良さ、可動域の広さですね!
ポージングの幅の広さや違和感の無いポーズの再現の高さは唯一無二ですね。
ただ、やはり股関節については残念に感じてしまう・・・!ここさえもう少し緩く、許容範囲内に収まっていれば遊びやすさも保ちながら楽しくポージングができたかなと思ってしまいます。(なぜこうなったのだろうか・・・?)
個体差もあるのかなぁ他にも同じような人もいるのだろうか。
しかし、ココだけ!ココだけなので。むしろ緩々よりはマシでしょう!お湯で温めたりすればなんとかなるかも?
全体的には良い商品で、造形のクオリティが高いのでバットマン好きにはたまらないフィギュアだと思います!
ゲームをプレイした方も是非!
大きなマントも相まってダイナミックにディスプレイができます。買って良かった商品ですね。
それではこの辺で!
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