映画「エイリアン:ロムルス」をIMAXで観てきた!映画 レビュー

ずっと気になっていたエイリアン:ロムルスを観てきました。
僕のエイリアン遍歴はというと一応全シリーズは観ていて
1~4とプロメテウスまでのブルーレイボックスを購入している感じです。
特に1が好きです。昔は2が好きだったのですが今では1ですね!今作を観てまた見返したくなった。
ホラー好きというわけではないけどエイリアンシリーズは好きなんですよね。SFだしゼノモーフカッコいいし
というわけで文章力はありませんが気ままにレビューしてみたいと思います!

目次

結果(ネタバレなし)

まず結論から言います!面白いです。オマージュもあったり実際に1作目に出てた俳優さんが特別に出てたり
演出などファン心をくすぐるものは確実にあります。綺麗な大画面でスーツ製のエイリアンどアップを拝めるだけでありがたい!あのふるふるした口と垂れる涎、最高ですよ。
たぁだぁ~!シリーズで一番好きなのがエイリアン1な人!には絶対見た方が良いとは言えない・・・かも
まぁ同じ人がいるかは分からないけどこれまでは新作見る度「またか」みたいな、1から風呂敷広げすぎてたりなんか雑だったり、1作目にあった良さないよねみたいな感じというか。(そもそも僕が話を理解できていないという可能性もあります)
今回もあるにはあります。でもあくまで感覚が似通う部分があるというだけで今作は4以降の派生物で一番マシです。
それだけでも観る価値はあると言えるかもしれません。どっちつかずな感じですが結局みんな「観たら良い!」です。
ファンでもファンじゃない知らない人も観て損はしません!
僕的に期待したものと違う面も含んだ内容だと感じましたが観れて良かったと思ってます。
IMAXはやはり良いですよ。音も画面も大迫力です。席は近めがオススメです。

掘り下げ(ネタバレあり)

主要キャラ2人に絞り紹介。というか他キャラの掘り下げが劇中にほぼない。
主人公は「レイン」という小柄で可愛い女の子。ケイリー・スピーニーという女優さん。
映画「プリシラ」という伝説的ロックンローラープレスリーの奥さんだったプリシラ視点の自伝映画に主演で出ていた。
観賞当時、可愛すぎて正直「エイリアンの新作の主役やるのになんか戦えそうにないけど大丈夫なのか」
と思っていた。だが何のことは無い。あどけなさが薄れて可愛くも綺麗な女性へ成長していた。
まぁ可愛らしさが勝ってしまってる場面もあるんだけど。
レインは主人公ということもあって優等生な立ち位置。目の前の仲間のために頑張る。危険とかよりなんとかしたい。
熱血タイプ。普通といえば普通だがそうでなければまとまらないのでおk
絶望的な状況の中負傷した仲間と一緒に、脱出できるエレベーターに乗ったが
途中で一旦止めて単身アンディの救出とエイリアンぬっころしに引き換えすのは熱かった。
きたきたきたー!と高まった。

そしてコンビ的に登場するのが、レインが弟と呼ぶ「アンディ」というアンドロイド。
レインの父親が拾ってきたらしい。この役者のデヴィッド・ジョンソンという人の演技が素晴らしくて本当にアンドロイドに見えた。優しい顔をしていてでもどこかおかしくて愛着がわくキャラクターだった。
アンディは何も分からないような様子でレインを本当の家族のように慕っている。
でもチームの一人は嫌っていて、その彼はアンドロイドに親を見殺しにされたという過去があるみたい。
アンドロイドの感情を持たない特性的に「大勢のために数人を犠牲にする」という観点から置いていったようだ。
ある意味で合理的な思考からくるものでこれ自体については僕も共感しないわけではない。
だがじゃあ実際にその時目の前にいる人、知人を犠牲にできるのかというととても難しいと想像はする。
やはり完全にアンドロイドにはなれないと思うが、視点としては合理的や論理的思考は大切ではあるとか思った。

その他は元カレイケメンとかそのいとこのアンディ嫌いの奴とか父親がだれかも分からない子供を身ごもってるビッチとかボウズ頭の女とか。この計6人で、駒同然にこき使われ続ける人生に嫌気が差して
現状打破をそれぞれ願い、ロムルスという研究用宇宙施設に乗り込むというお話。

序盤にでっかい丸い岩をユタ社の船が回収するのだが、中身はなんとあのビッグチャップ先輩。
はっきりとは見えなかったが化石みたいな状態になってたっぽい。
その後研究者全滅。生きとったんか!!!でもその後撃たれまくって撃退されたようで活躍は観れなかった。

いたるところのデザインや音が一作目の時代と同じで興奮した。コレコレ!って
古いデカキーボードのパソコンやカタカタいう音、文字だけ映る簡素な画面とか最高。
乗り込んでしばらくしてフェイスハガーが復活するのだが、こちらとしては一体誰が寄生されるんだ!?
とワクワクで見守っていた。なんだかんだあって案の定ガッツリ飛びつかれるのだが「お前かーい!」となった。
その後のチェストバスターが出る時の描写が結構エグくてこんなにグロかったっけ?と思った。
最新技術の映像もさることながら演者の演技がリアルだったのかな。

期待のゼノモーフ登場。
チェストバスターからの進化で、壁に卵みたいな感じで入ってて
入り口が女性のアレみたいになっててあきらかに狙っているんだと思った。ちゃんと出てくるしね。
フェイスハガーの口もそうだけど。
一作目のビッグチャップの頭は男性器をイメージさせるようなデザインにしたというのを聞いたことがある。
恐怖感を出すためらしいがさすがH・Rギーガー発想がスゴイ。
で、姿がお披露目されるわけだが、やはりデザインはビッグチャップが至高である。あれで完成されているんだ。
でも今回ちゃんとスーツを使用して撮ったみたい。そこは評価したいし特撮系はもう全部スーツであれ!CGは補助的に使ってください。
1にあった血液が酸性という設定がちゃんと踏襲され脅威になっている。ハガーの血に触った手が熔けたり、途中銃が出てくるのだが撃ったら血で船に穴が開くから撃てないという話になったりうんんんん良いですね。
シリーズ初であるが無重力を利用してエイリアンの血を空中に留めておく事で銃で一掃するというシーンがあったりした。映像の技術が発展したからこそ生まれたシーンでもあるんだと思った。

合理的思考と感情のぶつかり合いみたいなのが、ロムルスの乗り組み員のアンドロイドのチップ挿入により
アップデートされ中身が変わったアンディと人間の対比で描かれてるんだけど結果としてはアンディが元に戻って半ば感情に振ってレインを助けられたことにより感情の勝利となった。よくあるパターンである。うおおおおお!で勝利という。盛り上がるのである。

そしてラスト付近。ビッチは負傷が苦しすぎて、渡されていた生物の身体を再生・進化させる
エイリアンのDNAから作った怪しい液を首にズドン!案の定、身ごもっていた赤ちゃんにまでそれが回りとんでもないバケモノアカチャンが誕生してしまう。出産後ものの数分で3メートルくらいになってた。
ラスボスこいつかよ~て萎え。かっこよくないしゼノモーフ感ゼロ!しかも何故か笑っててただただ気持ち悪い。
こういうのは正直エイリアンに求めてないんだよな。死闘を繰り広げ船の下部ごと切り離し勝利。
しかしやはりゼノモーフの扱いが思ってたんと違った。群れで出てきて一掃されるし
ラスボス新キャラだし。途中までは良かったもののなーんか雑魚感が漂う結果に。
まぁあの世界でエイリアンのDNA研究するようになるのは普通ではあるし結果今回のアカチャン生まれるみたいな世界線もあるのは理解はできるんだが・・・。


そしてポッドで眠りにつき、唯一の生存者~というおなじみの航海記録が流れエンドロール。
レインの行きたがっていたユヴァーガはどんな惑星なのだろう。起きたらエイリアンだらけだったりして。
続編あったら観たい。

総評

観た結果は観れて良かった!なのですが手放しで〇というわけでもなくという感じ。
原点回帰という触れ込みがありますが、実際は全部入りのお祭り映画でした。
ほぼ全ての設定を組み込んだ感じですかね。歴史をちゃんと踏襲したというか。
だからこそ原理主義的な僕個人としてはうーんなんですけどね。まぁ全く同じ内容で作っても仕方ないんですけども。
でも観て良かったこれは間違いないです。観賞中は興奮の連続でした。
しかし思い返すとカタルシスはほぼないです。というのもキャラクターに愛着がわくような堀り下げがあまりないからかもしれません。
でも続編がもしあるなら観ます。女優さんもかわいいし。なんならアンディもかわいい。
全然まとめられてないしおかしな文章だとは思いますがここまでで!
それでは!

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